4月20日 週末まとめ。 [700,000 Metal]
いろいろと忙しくて、このところなかなかブログの更新ができませんが、
ある程度作業がまとまったところで、進行状況をアップしていきます。
今日は、この週末までに行った作業を。
↑ この1週間をかけて Slaptone さんからご依頼の 700,000 Metal の基板を完成させました。
結構大がかりな基板ですが、2回目の作成ということもあり、比較的スムーズに作業できました。
基板が黄色いのだけが少し心残りです。
最近気に入って使っていた共立エレショップの基板も黄色くなってしまいました。ショックです。。。
まぁ、音には全く関係の無い部分ですが。
それから、日曜日の午後に時間が出来たので、足りない部品やストックしておきたい部品を買うために久方ぶりに秋葉原に行ってきました。
1年半ぶりぐらいでしょうか、工事中のビルがかなり多くなってました。
あと一時期は衰退したと思っていたメイドカフェがそこら中に出来てました。びっくりした。
パーツ屋さんも結構閉まってるところがあって、ちょっと寂しかったです。
↑ で、買ってきたトランジスタのhFEを測ってより分け。
2SK30 の方は、まだ手をつけてません。
20個入りのパックで、4個のマッチングセットが出来るかどうか。賭けですね。
Fine Gold がどこに売ってるか分からなかったので、帰ってきてから地元のパーツ屋で購入。
1個25円~の値段が、高いのか、安いのかは、よく分からず。
今回はそんな感じです。
12月8日 モンスターの作り方。 [700,000 Metal]
順番がいろいろと前後してしまいますが、70万の製作レポートを UP します。
随分と間があいてしまったので、どこまでレポートしたかすでに良くわからない状態ですが
確かEQの3つのポットを繋げたところまでだったと思います。
では、その続きから。
↑ 繋げたポットも含めて、この状態でケースに収まるかどうかもう一度確認しました。
すると、LED の配線が太くてPOTに干渉する可能性があったので線を極細のものに変更。
ここは音には関係しない部分なので、問題は無いでしょう。
↑ で、こちらが基板。
いろいろと試す部分があるので、まだハンダしてないパーツや、ソケットがあります。
↑ 続いて配線を始めます。
今回は、POT周辺が入り組んでいるので、先にそちらの配線を済ませることにしました。
本当は、volume と dist は左右逆に取り付けた方が配線も楽なのですが、
自分の中で “volume は左、gain は右” という決め事があったので、この形にしています。
そうすることで、どのエフェクターを使っても、確認無しで操作できるからです。
↑ ケースに組み込む前に、定数やトランジスタをいろいろと試しました。
できるだけソケットを使わずにパーツを入れ替えるられように試行錯誤しています。
IC は 4558DD。電源部のみ 4558“D” を使っていますが、特に意味はありません。
手元に一つだけ余っていたからです。
トランジスタはまず、hfe が260付近でマッチングしたものと、350付近でマッチングしたものを試してみました。
350だと、ちょっと暴れ気味になってしまう気がしました。
それから、他の 2SC の 828 や 959 なども試しましたが、これもちょっと暴れる気がしました。
最終的に260の1815 に決定しました。
歪系にトランジスタのマッチングがどこまで効果があるか分かりませんが、
「ここまでやったんだ」という自分の中での満足感は得られます。
音云々よりも、「気持ちよくギターが弾ける」という部分での効果が期待できます。
自己満足です。はい。
でも、自分が満足するために作っているんですから、これで良いのだ!!
↑ 話が逸れてしまいました。 スイッチ部分はこんな感じです。
今回は、純粋なトゥルーバイパスではなく、ちょっと変則的な繋ぎ方をしています。
音の方は、前回のレポートでの感想どおり、かなり気に入っております。
ユニバーサル基板で作ったため、電池駆動だとノイズもこの歪み量にしてごく僅かです。
youtube で見た Metal Muff よりも若干歪みは少なめですが、断然良い音の気がします。
まぁ、自分で作った贔屓目もあるのかもしれませんが。。
↑ 今回のレイアウトはこんな感じです。 (クリックで拡大します)
(またしても)自分で言うのも何ですが、この機械は基板上もケース内もかなりキツキツになっていますので、難易度が高めになっています。
ある程度腕に自信のある方のみ製作してください。
初心者の方は、3~4個ほど作ってから挑戦してください。でないと絶対に失敗します。
プリント基板にして、ケースを大きいものにすれば難易度は少し下がると思います。
それから最後に
今回はスイッチ周辺を含め、"HomeMadeFX" の 7000volt を大いに参考にさせていただきました。
えんどうさん、どうもありがとうございます。
なお、普通のトゥルーバイパスでも組むことはできます。
その場合は “?” の部分は無視して、いつも通りの配線をしてください。
ずいぶんと長くなりましたが、700,000 Metal はこれにて完成です。
【追記】
PDF にしたので、レイアウトは一旦引っ込めました。
ソネブロでは PDF はアップできないので、欲しい方がいらっしゃいましたら
ご連絡下さい。
12月5日 モンスター。 [700,000 Metal]
『私は、とんでもない怪物を作り出してしまったのかもしれない』
実は結構前に出来上がっていたのですが、レヴューを書いている暇がなく
ようやくお披露目することが出来ました。
さあ、今回も大絶賛!!
と行きたいところなのですが、ツマミをケチって20円のヤツにしたらちょっと安っぽくなってしまった。
そこだけが少し心残りです。
で、肝心の音の方ですが、こちらの方は大絶賛!!!!
最高ゥゥゥぅ!!
超カッコイイィィッィ!!!
最高カッコイイイイィイイイイオィゥイイィ!!!!
遂に DS-1 を超える満足度のモンスターマシンが出来上がってしまいました。
メタル大好きっ子の自分にとって、理想とも言える歪みになりました。
かなり歪んでますが、ブーミーではなく、暴れすぎない。
3つのEQで、ドンシャリ系からカラっとパンク系まで行けます。
言葉で説明するよりも、聴いた方が早いでしょう。
今回もギターは全部練習用でした。この歪み量だと、もはやギターは関係ないのでは。
アンプは全て“クリーン”なセッティングです。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
↑ まずは、有名リフテンコ盛り。Thin Amp に Zoom H2 を掛け録りで。
後半は少しずつ EQ をいじりながら。
いやぁ~、楽しい。1時間ぐらいザックザクして遊んでしまいました。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
↑ 続いて、スラッシュメタルにありがちなソロ・・・
のつもりだったのですが、失敗しました。
ベースには COT を。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
↑ 最後。ちょっと前のデジタルロック的な?何だか良く分からないもの。
Line6 のアンプシミュで。
ベースには Prune をかけました。このベース、変態っぽくて良いなぁ。
いやぁ、楽しい。
時間が無いってのに、気がついたら朝方になってしまった。
製作レポートは、後日あらためて。
それから、テルミンと denn drive の製作も、少しずつですが進めています。
そちらの方の記事も、明日・明後日中には up 出来るかと。
それでは、おやすみなさいぃぃ。。。 ZZZzzzz。
11月26日 ヘビー・メタル [700,000 Metal]
さぁ、プルーンも完成して4部作の最後の一つを作って行きましょう。
今度のやつは、ちゃんと動くかどうかわからないので本当は完成するまでブログには書かないでおこうと思っていたのですが、まぁたまには失敗に終わった記事があってもいいでしょう。
で、連休中にもコツコツと作り続けていました。
↑ 第一手目。
足の繋ぎをどうするか考えながら配置していくので、一番最初のやつを置くまでにすごく時間がかかります。この状態になるまで10分くらい考えこんでいました。
将棋じゃないんだから。。
↑ で、抵抗を全部配置し終えました。ヒィー。
さすがに数が多くてしんどかったです。
と、連休中はここまでで力尽きてしまいました。
次の週末にはいよいよ denn さん発注の機械のパーツが届くのでそれまでには完成させたいです。
↑ 3バンド EQ の部分は連動しているので、基板スペースの確保とパターン配線短縮のため、こんな風にPOTを結合しました。
今回初めて BELDEN の単線を使ったのですが、こりゃダメです。
単線でビニールの被膜だと、ハンダの熱でどんどん溶けちゃうんですね。
自分の力量では扱いづらくて仕方ありません。
次に注文するときは、クロスワイヤーのにしてみようと思います。
と、ここまできて、何を作るのか書いていませんでした。
今度の機械は、70万です。
超人強度でいうと、ペンタゴンぐらいでしょうか。。
うまくいくかどうか分かりませんが、後のことは終わってから考えることにしましょう。
ペンタゴンってのが先行き不安ですが。
その後調べてみたら、72万パワーにヘビー・メタルという超人がいました。
何かの啓示に違いありません。