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8月6日 表板・裏板を貼りつけた。 [ウクレレ]

スプールクランプがようやく出来上がったのでいよいよウクレレの表・裏板を貼りました。

まずは、説明書通りにあれこれ下準備。
そうしたら一気に貼りつけ。

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ネックとボディエンドの部分は力を込めてとめたかったので、100円ショップでF型クランプを買ってきました。
スプールクランプは20個使いました。
Fクランプを使わなければ、24個全て使って丁度満遍なく押さえつけられると思います。
横から見るとこんな感じ。
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接着するボンドは、ちょっと多めにはみ出すくらい塗った方が良いと思います。
それで、はみ出た分は固く絞ったボロ布などで、薄く伸ばしながら拭き取る。
そうすると、良い感じに木の隙間にボンドが入り込んで、出来上がり時に段差や継ぎ目の目立たない綺麗な見た目になると思います。

丸一日圧着したら、今度は裏板を貼りつけます。

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裏板は縦横にうっすらカーブしているので、より慎重にクランプしなければいけません。

あと、貼り付ける前の準備として、ブレイシングをライニングの内側に合わせてカットしなければいけません。

表板を貼ってしまうと、内側にカット位置の印をつけられなくなってしまいます。
裏板のブレイシングをカットする位置も、表板を貼り付ける前に決めておくのを忘れないようにしましょう。

そんなこんなで、完全に圧着するまでこのまましばらく置いておきましょう。

夏の終わりまでに完成させることはできませんでしたね・・・・
来年の夏までには、なんとか・・・



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9月9日 ざっくりネック。 [ウクレレ]

貼り付けた表・裏板のタイトボンドが完全に乾くのを待つ間に、ネックを削りました。

キットに入っていたのは、大まかにカットした状態でカクカクしていました。
それを、100円ショップで買ったヤスリセットの80番で、

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ざっくりと削り込みました。

ネックの両サイドを削って幅を狭くして、握りのカクつきをなくして丸っこくしました。

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ヒールはかなり削り込みました。
良い感じに形成できました。

ヒールの継ぎ目の接着剤が気になりますね。
強度的に不安があります。大丈夫なのでしょうか?

80番のヤスリは凄いですね。
めっちゃ硬くてボロボロとヤスる面がこぼれて行きますが、ガリガリとマホガニーが削れます。

もっと細かい番手で仕上げて行くのは、指版を貼った後になります。

でもって、タイトボンドが乾いたようなのでクランプを外しました。

そうしたらまずは、表・裏板の側板からはみ出した部分をカット。

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大分ウクレレっぽい形になってきました。
このくらいまでカットしたら、あとはヤスリを使って丁寧に削っていきましょう。

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カットには、ホビーかんな、クラフトナイフ、コッピングソーなどを使って、少しずつ、力をかけすぎないように注意しながら削って行きました。
マホガニーは割れやすい材なので、ちょっとでも引っ掛かりを感じたらすぐに手を止めて、木目なんかを考えながら削る方向を変えてみたり、カンナからナイフに持ち替えてみたり、とにかく用心しながら慎重に進めました。
ここで「パキッ」とかいったら一巻の終わりですからね。

ところで、ギター・木工関連であれこれ調べ物をしているうちにすごい良い感じのギタースタンドを見つけてしまいました。


Fender の木製ギタースタンドなんですけど、格好良いです。
一目見た瞬間に欲しくなってしまったのですが、お値段が・・・
これの半額でも厳しいかも。。

なんとかこれと似たようなものを自作できないか思案中です。
ネットの世界では、同じような考えでこれに似たものを作っている人もすでにいるようです。
これに関してもいつか作ってみたいですね。


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9月11日 パンク修理。 [ぜんぜんかんけいない]

先日の台風が去ったあと、自転車のタイヤがパンクしていました。
タイヤとチューブがまとめてかなり大きく裂けていたので、何か飛んできてぶつかったのかもしれません。
もしくは急激に気圧が下がって一気にタイヤが膨れたか。

とにかく、ヨドバシですぐに入手できそうなタイヤとチューブを注文して、週末に交換しました。

もうかなり長いこと乗っている GIANT Escape R3 ですが、タイヤの交換は初めてです。
随分と長持ちしてくれたものです。

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交換自体は特に問題もなくあっさりと終了。
ママチャリや折り畳み自転車にくらべるとかなり楽です。

今回は IRC というメーカーのタイヤを購入。
ヨドバシで在庫がある中で一番手頃だったので。

IRC というメーカーは有名ではありませんが、少し前までずっとブリジストンの自転車用タイヤを OEM 生産していたメーカーらしいです。
日本のメーカーで、パッケージにも大きく日の丸が書かれていますが Made in China でした。

まぁ、今はもうこれに乗って遠出することも無いので、これで十分だと思います。

フロントタイヤもそろそろ替えるべきなのかもしれません。

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ちなみに、デフォルトで履いていたのは MAXXIS のタイヤ。
台湾のメーカーです。
自転車に関して言えば、台湾と中国製では雲泥の差があります。

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チューブは、シュワルベを選びました。こちらはドイツメーカー/ベトナム製。
何となく、手ごろな価格で評判も良かったので選びました。

シュワルベのチューブを使う場合は”バルブコア”というパーツも締める必要があるので注意です。
専用の工具もあるみたいですが、自分はペンチでキュッとやりました。

バルブキャップが透明なのが何気に良いですね。

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以前アマゾンで5個93円で買ったアルミのバルブキャップにしても良いのですが、透明の方が見た目も軽くて良いですね。
樹脂素材なので、無くなったり劣化したらアルミのに取り換えましょう。

バルブの長さが 40mm のものを買ったのですが、問題なく使えました。

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元々ついていたのは 60mm くらいの長さでした。こっちはアルミキャップ。
これ、長すぎて空気入れるときに邪魔だなぁと思っていたので、少し短いものを選びました。

で、ちょっと乗ってみた感じ問題はなさそうです。
思っていたよりも安く済んだので良かったです。

最後に、ヨドバシのアフィリは無いのでゾンアマのを載せておきましょう。

 

そうそう、今回買った IRC JETTY Plus は MAX で入れられる空気圧がこれまで使っていたのよりも若干低いです。
具体的には MAXXIS のは 120PSI まで入れられたのが、IRC は 100PSI までです。
ここは注意しなければいけません。

しばらくは前後で空気圧が違うので、メーターを見ながら少し慎重に空気を入れましょう。

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9月13日 ネック接着。 [ウクレレ]

少しずつウクレレの製作を続けています。
今回は側板からはみ出した表・裏板を削りました。

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この状態から80番〜400番の紙やすりを使ってここまで削りました。

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ところどころ色が濃くなっているところは、まだタイトボンドが残っています。

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ネックの接合が終わったら、仕上げのヤスリのときに消します。

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くびれの部分が美しいです。
磨きながらウットリ。

ボディーの形に合わせて、ネックの接合部もヤスリました。

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で、テンション上がった勢いで、このまま一気にネックの接着まで行ってしまおう!!
と、先を急いだのが間違いでした・・・

ネックの方にはもともと6mmのダボを差し込む穴が開いていました。
ボディー側にもダボ穴を開けるために、

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ダボ穴マーキングポンチというヤツを使います。
これを片方の穴に挿して、位置を合わせながらボディーに押し付けて目印をつけます。

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で、あけた穴にダボを挿して合わせてみます。

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少し隙間は開いていますが、これくらいなら許容範囲でしょう。
ほんとうは、時間も遅くなったしここで一度やめて、また後日に続けるべきでした。

説明書には「ダボ穴にたっぷりボンドを入れる」と書いてあったので、その通りにたっぷりタイトボンドを注ぎました。
すると、ダボ穴がキツキツの状態だったので、たっぷり注いだボンドの逃げ道がなくなって、ダボが奥まで入らずに少し浮いた状態になってしまいました。
それでもまだ「力一杯押し込めば大丈夫だろう」と焦ってそのまま接着してしまいました。

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接着はこんな風に、チューブゴムで締め付けます。
で、このまま一晩おいて乾燥を待ちました。

翌日、

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思っていたよりも隙間があいています。

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こちら側はオッケーですが、

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こっちはちょっと厳しいかもしれません。

コンコンとネックを叩いてみると、しっかりボディーに音が響いているので、まぁ大丈夫なのかもしれませんが・・・・うーん。。
悩むところですね。

ネックとボディーにも段差が出来ています。
ダボがうまく奥まで入らなくて、無理やり力で押し込んだから曲がってしまったのかもしれません。

すごく迷いますね。
下手にリカバーしようとして、取り返しのつかない事態になることも多いに考えられます。

最初に作ったウクレレということで、あえてこの失敗を残して次の教訓にする考えもあります。
迷いますね。

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9月18日 ネックやりなおし。 [ウクレレ]

先日失敗したネックの接合ですが、やっぱりやり直すことにしました。
そのためにはもう一度ネックとボディーを分割しなければいけないのですが、これを失敗したらいよいよ終わりです。

慎重を期して、まずは極薄刃の細工ノコギリを買いました。
ゾンアマの最安で1100円ちょい。

ここへ来てまたしても工具の購入。
すでに工具代で元のキットの金額を超えています。
塗料のことも考えると・・・
やっぱり買っちゃった方が安いですね。
まぁ、作る楽しさがメインなので。

もし「質の良いウクレレを安く手に入れたい」と思って自作を考えている人がいたら、それは間違いです。
これは“作ること”を楽しむためのものです。

ともかく、この細工のこを使って、慎重に、ゆっくり隙間からカットして行きました。
0.3mmの薄刃だったので、多少ボディーの削り込みもありましたが、おおむね綺麗に切れました。
焦ってその辺の糸ノコとかで切らずに、ちゃんとした細工ノコを買って正解でした。

で、ネックとボディーの継ぎ目を再度きっちりと形を合わせながらヤスリがけ。

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さて、この勢いでダボ穴を再び開けたいところですが、ここで一休み。
慌てずに、ゆっくりじっくり慎重に進めて行きましょう。

翌日になって、ダボ穴を再び開けました。
今度は差し込んだ後に微調整ができるように、ボディー側のダボ穴を少し大きめに広げました。

で、あとは前回と同じ要領でタイトボンドで接合。

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今度はまぁ許容範囲の隙間におさまったと思います。
タイトボンドが完全に乾くまでしばらく置いておきましょう。

その間に、指板の準備をしていきましょう。
指板のローズウッドは形もほぼ出来上がっており、フレットを打ち込む溝も切ってあります。

しかし、ナット側の角や端の部分などが小さく欠けており、音には関係ないけれども見た目的になんか目立つ感じになっています。
なのでまず、この欠けを埋めるとこから始めます。

別件でエボニー板をカットした時に出た木粉をタイトボンドに練りこんでペーストを作りました。

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そいつを欠けた部分に盛ります。
タイトボンドが乾いたら、指板の仕上げと一緒に形を整えましょう。

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ペーストが残ったので、ついでに隙間の開いていた中華ウクレレのコンターにも詰め込みました。

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こちらは後からヤスリがけなどができないので、隙間に少しずつペーストを塗り込んだ後、絞った雑巾ではみ出した部分を丁寧に拭き取りました。
この作業を3回くらい繰り返したかな?

塗り込む前は、サウンドホールから明かりに向かって覗き込むと、コンターの隙間から光が漏れていました。
まだ乾いていませんが、塗った後に同じことをしても光は漏れてこなかったので、隙間は塞がれていると思います。

IMG_1011.JPG

エボニーは高価なので、カットなどで粉が出た時にはこんな風にパックに入れて取っておくと後々重宝するかもしれません。
紙ヤスリで削った粉はダメです。
木粉と一緒にヤスリのカスもたくさん混じってしまうので。
鉄ヤスリなら大丈夫だと思います。
今回、マホガニーやローズウッドの粉も出てきたらとっておきたいですね。


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9月25日 センタースタンド取り付け。 [ぜんぜんかんけいない]

前回 Giant Escape R3 のリアタイアを交換したついでに、センター・スタンドを取り付けました。

これまでは「スタンドなんていらねぇよ」と硬派を気取っていましたが、もう自転車で遠出をすることもできなくなってしまったので、街乗りがやりやすいようにと。

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ゾンアマで激安999円で売っていたこのセンタースタンドを取り付けました。
センターの方が安定するし、(ほ~んの少し)軽量だし、ということで試しに買ってみました。

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傷防止に 1mm のゴムを挟んでいます。

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評価欄を見たところ Escape R3 は留め具を斜めにしたり、ワイヤーと干渉するところを削らないといけないということだったのですが、これはかなり古い型だったからでしょうか、特に工夫も削りも必要なくギリギリでワイヤーに干渉することなく取り付けることができました。

あとは耐久性とか、使い勝手ですね。
これはしばらく乗って様子を見ようと思います。



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9月28日 フレットファイルを買った。 [ウクレレ]

ウクレレの作業は指板まわりにとりかかりました。
新しい作業に入る前には、例によって新しい工具が必要になります。

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ということで、フレットファイルを買いました。
写真上の青い柄の方が今回買った R:1mm のフレットファイル。
下のオレンジのは以前かった R:2mm のもの。

ウクレレのフレットは 1mm だったんですね。
2mm ので行けるかと思ったのですが駄目でした・・・
またしても工具代がかさみます。。
こうなったらあとウクレレ3個ぐらい作らないと気持ち的に元が取れません。

ともかく、本来ならフレットを磨くのは最後なのですが、今回はちょっと試してみたいことがあったのでちょっと早めに買いました。

ウクレレの指版は完全にフラットなので、打ち込んだ後の長さの変化が少ない。
ということは、先にギリギリの長さまでカットできるんじゃないか?
ということは、先にフレットの端を丸く削って球面加工ができるんじゃないか?

と思って実験してみようと。

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ダイソーの精密?ダイヤモンドヤスリやら、鉄ヤスリやらを使って大まかな形を出したあと、フレットファイルで丸みを整えました。

こんな感じでフレットの端を球面にすることはできました。

うまく行きそうなので、本格的に実験してみようと思います。

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まず最初に、フレットの長さを指版ギリの長さにカットします。
たいていのフレットは、新品の状態からほんの少しカーブがついています。
なので、打ち込んだ後にほんの少し伸びることを考えると、指版ジャストギリかそれよりもほ~んの少しだけ短いくらいが良いと思います。

まぁ、後で削り込んだり、最終調整もするので、ギリで良いと思います。
指版より長くしたら駄目です。

カットしたら、何フレットか分かるようにしておきましょう。

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フレットをギリの長さでカットすることによって、使用するフレットの量を節約することができます。

キットには、写真の長いフレットが3本入っていたのですが、間違えて 8 フレットを 2本作ってしまったにもかかわらず、1本まるまる余りました。
他にもフレット 2本分の余りがあります。(+間違えて作った8フレット)

これならかなりの量を失敗しても十分にやり直す余裕があります。
初心者の自分には大きなメリットです。

フレットが行けそうなので、指板も仕上げて行きましょう。

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まず、キットでは雑にカットしてあった指板のエンド側の形を整えます。

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納得いく形になったら、指版の表面・側面を 400~600~800~1000~2000 の順で磨きます。

ヤスリは当然、平らな板に貼り付けて使います。
曲線になっている指版エンドの側面は、丸い棒に巻き付けてヤスリます。

指で触ってツルツルの触感になるまで磨きます。

しゃしん

表面がツルツルになったら、指版の指が当たる部分とストローク時に指が当たりそうなエンドの角を同じように 400~ヤスリをかけて指あたりを良くします。

ウクレレを自作するひとでこれをやってる人って意外と少ないんですよね。
キットの説明書にも書いていないんですけど、角のあたりをなめらかにするだけで演奏性が全然違うんですよね。

こういうのはやっぱり実際にたくさん弾いてみないと分からないことですね。
でもって、角も取れたらもう一度指板表面を 800~1000~2000 とヤスリして完了。

なんですけれども、ヤスリかけたときに出た細かい粉が木目に入り込んでしまって、ローズウッドが少し白っぽくなっちゃったんですよね。
これ、レモンオイルで磨いたら元の黒っぽいローズウッドに戻るんでしょうか? 少し不安です。



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